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矢田坐久志玉比古神社

矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)




ご祭神は櫛玉饒速日尊(くしたまにぎはやのみこと)と御炊屋姫命(みかしきひめのみこと)です。




郡山城からそんなに遠くないのですが、見つけにくい場所でした。
やっと見つかった時はかなり嬉しかったです。




『大和志』に矢落大明神と称すとあります。
矢落とは、饒速日尊の天降りの時、天磐船から三本の矢を射てその落ちたところに宮居したとの伝によったものといいます。
矢田の地名はこれによるのだそうです。







鳥居





天磐船の故事から、大空の守護神と崇められ、楼門には木製のプロペラが奉納されてします。






門





見えるでしょうか、近づくと本当にプロペラです。
これを自分の目で見たかったのです。



空の神様なのだそうです。





プロペラ






春日造の本殿と末社の八幡神社社殿は重要文化財だそうです。






拝殿






特殊神事の綱掛祭りは1月8日に、筒粥占祭は2月1日に行われるのだそうです。





饒速日尊ということは、子孫は物部氏ですね。
物部氏も神仏戦争から勢いは薄れて行きますが、昔は大きな勢力を持っていたことがわかりますよね。
今は、石上神社くらいしか思い浮かびませんでしたが、こうやって見つけることが出来た時はやったという感じでした。




郡山は奈良の中では観光地としてあまりメジャーではありませんが、奈良好きにはとても気になる場所です。


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